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「画家の不在」展


2020年11月6日(金)〜15日(日)
*多数のご来場、ありがとうございました*



>「画家の不在」展 予告映像

> プレスリリース(pdf)

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news!

> 「画家の不在」展@アーツ千代田3331の記録映像を公開しました。(4min) new!


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掲載情報: 月刊誌『日本カメラ』「写真展が物語る」コーナー(2021年1月号)
に「画家の不在」展が紹介されました



ギャラリートーク: 11月7日(土) メディア芸術クリエイター育成支援事業
アドバイザーの久保田晃弘先生、和田敏克先生が「画家の不在」展を訪問 (YouTube)



アーティスト・トーク: 11月8日(日) 長岡造形大学「長岡芸術工事中」の中で
ヨールグ・ビューラ教授と五島一浩が「画家の不在」展をめぐる (YouTube)



映像集:「画家の不在」展をめぐる by Jörg Bühler  


特別企画: 対談「画家を探して」
#1今井俊介さん,#2森村泰昌さん, #3三原聡一郎さん



配信等: 11月7日(土)1st Saturday Salon a.k.a. 1SS
#85『視覚の再掲示~映像作家 五島一浩』



関連情報: 10月25日(日)五島作品の多くで音楽を担当している
川北祥子さん主催のカフェコンサート「cafconc(カフコンス)」にて
「画家の不在」イメージ曲「イザイのサラバンド」等が演奏されました。




世界は「絵」を作るための機械である。

深い森の中にあるアトリエの廃墟。巨大な凸レンズが空中に吊られたまま残され、壁のフレームには誰も見ていない像が結ばれています。この部屋/世界はひとつのカメラ・オブスクラであり、空間に飛び交う無数の情報から、レンズは「意味」を抽出します。そしてアトリエに迷い込んだ私の眼もまた、その像を網膜に投影し、投影と結像は無限に繰返されていきます。…ひょっとして思考しているのは私ではなく、レンズなのかも知れない。レンズが像を結ぶ不思議さ。私はこの世界が「見ること」「見られること」に都合良く出来すぎている様にも思うのです。
私はこの作品で、映像作家としての創作の根幹であった「カメラ」を腑分けし、「見ること」の再考を試みます。本展では「FADE into WHITE」シリーズや「SHADOWLAND」「これは映画ではないらしい」など、私の代表作品も併せて展示します。
会場では、鑑賞者は展示室中央の椅子に座ると映し出される絵画のモデルになり、手にした虫眼鏡で自由な場所に像を描くこともできます。どうぞご覧下さい。


会場:アーツ千代田3331 メインギャラリー  (アクセス)
会期:2020 年11 月6日(金)~11 月15 日(日)会期中無休
時間:11 時~19 時  (初日は17 時から最終日は16 時まで)
入場料:無料

所在地:東京都千代田区外神田6丁目11-14 会場電話:03-6803-2441
アクセス:東京メトロ銀座線末広町駅4 番出口より徒歩1 分
東京メトロ千代田線湯島駅6 番出口より徒歩3 分
都営大江戸線上野御徒町駅A1 番出口より徒歩6 分
JR 御徒町駅南口より徒歩7 分
JR 秋葉原駅電気街口より徒歩8 分

新型コロナウイルスの感染拡大状況により、変更となる事があります。




「画家の不在」展 作品リスト

インスタレーション

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> 画家の不在

インスタレーション/Jan. 2018〜


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> これは映画ではないらしい

インスタレーション/Apr. 2014


第18回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞受賞


立体映像作品

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> SHADOWLAND

3Dビデオ/カラー/ 14分/Apr. 2013


アルスエレクトロニカ 2014 Award of Distinction 受賞

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> 東京浮絵百景

3Dビデオ/カラー/ 14分/Oct. 2010

*本展では佐藤理によるスペシャルリミックスバージョン「FAX FACTORY」(2018/ 4:43)を上映


3DCG映像作品

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> FADE into WHITE (#1)

ビデオ/B&W/ 5分/Apr. 1996


MTV STATION ID CONTEST '96 インパクト賞(短縮版)
Apple Dream CM Contest グランプリ(『Slight Flight』/30秒/1997)

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> FADE into WHITE #2

ビデオ/B&W/ 11分/Apr. 2000


イメージフォーラムフェスティバル2001 大賞
メディアハンティング2000 審査員特別賞

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> FADE into WHITE #3

ビデオ/パートカラー/ 14分/Sep. 2001


国際アニメーション映画祭アヌシー2003 入選
平成13年度文化庁メディア芸術祭 デジタルアート「ノンインタラクティブ」 優秀賞
デジタルコンテンツグランプリ2001 新しい才能の部 優秀賞
プロジェクトチーム DoGA CGアニメコンテスト入選

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> FADE into WHITE #4

ビデオ/B&W/ 20分/Apr. 2003


イメージフォーラムフェスティバル2001制作助成作品
キリンアートアワード2003 奨励賞
スロバキアアートフィルムフェスティバル トレンチン自治区賞


実験映像作品

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> z reactor

ビデオ/カラー/ 11分/Apr. 2004


平成16年度 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
25fps(クロアチア) The first prize

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> grained time #1 不確定カメラ

ビデオ/カラー/ 7分/Apr. 2009


平成21年度 文化庁メディア芸術祭 アート部門
審査委員会推薦作品 (『grained time』の一本として)

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> grained time #2 因数ライト

ビデオ/カラー/ 7分/Apr. 2009


平成21年度 文化庁メディア芸術祭 アート部門
審査委員会推薦作品 (『grained time』の一本として)

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> grained time #3 対象との距離

ビデオ/カラー/ 6分/Apr. 2013

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> grained time #4 私はそうでなかったかもしれない

ビデオ/カラー/ 10分/Apr. 2017

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> in the forest of shadows

ビデオ/カラー/ 11分/Apr. 2008

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> THROW

ビデオ/カラー/ 5分/Mar. 2010

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> 相対位置

ビデオ/カラー/ 11分/Apr. 2012

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> 見ること、聞くこと

ビデオ/カラー/ 12分/Apr. 2015


CREDIT

「画家の不在」
 五島一浩

メディア芸術クリエイター育成支援事業アドバイザー
 久保田晃弘
 和田敏克

宣伝企画
 澤隆志

音楽企画
 川北祥子

植物装飾・コーディネート
 緑達磨 小林優介

撮影・記録・技術
 渕上勝
 鈴木玲音
 鈴木奏
 渡部祐介
 野中優汰

協力
 キム・ジュニアン
 霜月たかなか
 竹藤佳世
 吉岡正人
 吉田新時
 ヨールグ・ビューラ

壁面施工
 株式会社 丹青ディスプレイ

協力
 イメージフォーラム
 株式会社 シマコルツ
 城西国際大学
 合同会社 デジコア
 富士美術研究所
 ユルリク

広報
 五島由実

過去の展示
 art space kimura ASK?
 長岡造形大学
 トリメガ研究所
 “めがねと旅する美術展”
  青森県立美術館
  島根県立石見美術館
  静岡県立美術館
 富士美術研究所40周年記念OB展
 第23回 文化庁メディア芸術祭
 イメージフォーラムフェスティバル2020

この展覧会は、令和元年度 メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択されています